設計

設計には大まかに「外部設計」と「内部設計」の二種類があります。 外部設計はユーザー(顧客)の視点に立った、ユーザーインターフェースなどを 設計することをさし、内部設計は開発者の視点に立った、「システムをどのよう に実現するのか」といった、システムの内部を設計することをさします。 「外部設計」と「内部設計」の主な内容は以下のとおりです。

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外部設計

※インターフェース:コンピュータ本体と周辺装置、OSとアプリケーション、アプリケーションと 人間など、異なる構成要素の境界で 情報をやりとりする部分。

※ファイル:データやプログラム、あるいはデータ入出力装置の総称。 一般的にディスクに記録されたデータやプログラムを指す。

※データベース:データを大量に蓄積し整理して、 コンピュータが処理し易い形に したファイル、またはその集合 をいう。

※サブシステム:システムを構成する要素の一つで、それ自体でもシステムを形成している物の事。 システムが大きくなると、内部をさらに小さめなシステムに分けて考える方が、設計や管理の上でも容易になるためサブシステムが存在する。

※仕様:システムを設計し、プログラムを作成するための基準。

※アプリケーション:(アプリケーションプログラム) コンピュータを実務的な目的のために使うプログラムを指す。 アプリケーションプログラムを実行するための環境を用意するオペレーティングシステムなどを 基本プログラム、ファイルの管理や簡単な処理のためのプログラムをツールやユーティリティという。

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内部設計

※モジュール:ルーチンプログラム内を機能別の単位に分割した部分の事で、フローチャートの一つ一つの処理や 定義済み処理にあたる。モジュール単位でプログラムが構成されていれば、開発やテストも 行いやすく、設計者以外の人にもわかりやすいのでメンテナンスが容易になる。

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